18/03/27 引越しコラム column

臨月っていつ?おりものは変化する?気をつけるべき病気や症状は?


出典:Fotolia

長い妊娠生活もあともう少しで終わり。

臨月が近づいてきてワクワクしていると同時に、これから迎える出産に不安を感じる妊婦さんもいるのではないでしょうか。

今回は、臨月に突入するまでに知っておきたい、妊婦さんや赤ちゃんの状況、臨月の過ごし方などをご紹介していきます。

臨月とは?

よく「臨月」という言葉は聞くけど、意味を知らない方もいるのではないでしょうか。

臨月は「産みつき」とも呼ばれ、出産をする月のことを指します。

妊娠10か月である妊娠36週0日から39週6日までのことを「臨月」と呼びます。妊娠37週0日から41週6日は、正期産と呼ばれる赤ちゃんが生まれるのに望ましい期間になるので、正確に言えば臨月ではありません。

また、妊娠36週0日から妊娠36日6日までに産まれた赤ちゃんは、正期産ではないので早産と判断されます。

会話の中でも知人などに「今、何カ月なの?」と聞かれて「臨月です」と答えれば、あと1か月以内に赤ちゃんが生まれてくることが伝わる言葉なのです。

臨月のお母さんと赤ちゃんの状態

臨月になると、妊婦さんの身体は赤ちゃんを出産するための準備を着々とはじめます。妊婦さんの身体にはいろいろな変化が現れ、不安に感じることも少なくありません。

ここで臨月を迎える妊婦さんに起こる身体の変化などの情報を得て、出産に向けてやがて来る身体の変化を迎え入れてください。

臨月の妊婦さんの状況

臨月に入ると、妊婦さんの身体は出産に向けて準備をはじめます。まず赤ちゃんの頭が骨盤と骨盤の間に挟まれるように固定されます。今までみぞおち付近まで追いやられた胃が、解放され、胃もたれ胸やけの症状が軽減されますよ。

しかし、今まで悩まされた症状から改善されるわけではありません。今度は骨盤まで赤ちゃんが下がったために、膀胱が圧迫されトイレが近くなります。また、恥骨部分や足の付け根が痛む妊婦さんや、腸が圧迫されて全身の血流が悪くなり、足や手がむくんでしまう妊婦さんもいます。

これらは、赤ちゃんの頭が骨盤まで下がってきたのが原因で生じてしまう症状です。もうすぐ出産が近づいているという赤ちゃんのサインでありますので、悪いことばかりではありません。

また、手足が異常にむくんだりした場合は、妊娠高血圧症候群の可能性もあるので、すみやかに医師に相談することをおすすめします。

「もう臨月だから何があっても大丈夫」と、身体のサインを見逃してしまうのは非常に危険ですよ。

臨月の赤ちゃんの状況

臨月の赤ちゃんは、身体の機能の完成を迎える時期でもあります。体重は約3,000g前後、身長は50cm前後と言われています。この時期のエコー診断で、少し体重が少ないなんて言われても過度に心配をしないでください。

エコー診断は誤差が生じてしまうものであり、正確なものではありません。エコー診断で、低出生体重児と判断される2,500gギリギリなんていわれていた赤ちゃんも、生まれてみれば3,000g近くあったことは少なくありませんよ。

臨月の通過儀礼

臨月を迎えると、病院では内診を行います。これまでにも何度も内診を行ってきたと思いますが、臨月の内診は子宮口の状態を診なければなりません。

出産に近づくにつれて、子宮口は赤ちゃんを産みやすくするため、柔らかくなります。しかし、子宮口が硬いままの妊婦さんも多く、「子宮口をグリグリ」と刺激されることもあるのです。この「グリグリ」は結構痛みを感じる妊婦さんも多く、臨月を迎える妊婦さんの通過儀礼のように語られています。

また、「子宮口をグリグリ」されたことにより、少量の出血を伴うこともあります。少量の場合は粘膜が傷ついてしまったのが原因ですので、あまり心配はいらないでしょう。ですが、生理のような出血が続いたり、痛みが生じる場合はすみやかに病院に連絡をいれてください。

臨月の適切な過ごし方とは

臨月を迎えるとよりいっそうお腹が大きくなります。さらにバランスが取りづらくなってしまいますので、転倒などには細心の注意が必要です。また、赤ちゃんがお腹にいる生活も残りわずかです。記念に写真を撮るなどして、ゆっくりと自分の時間を楽しんでください。

軽い運動

臨月に入ると、軽めの運動を行い出産を促す妊婦さんも多くいます。運動といっても、腹筋や縄跳びなどはできないので、ウォーキング、階段を上り下り、マタニティヨガ、安産体操などを行うことをおすすめします。また、運動を行う場合は決して無理をしてはいけないことを頭において、取り組んでください。

お出掛けのルール

出かける場合は、母子手帳と出産予定である病院の診察券、携帯電話は必ず持っていきましょう。また、いつ生まれるか誰も予測ができないので、臨月のお出かけは控えてください。

体重管理

「もうすぐ生まれるから大丈夫でしょ?」と気が緩んでしまい、体重が増えてしまう妊婦さんも多いもの。ですが、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になるリスクは出産をするまでは避けるべきであり、体重は出産をするまで管理しなければなりません。

産後にできなくなることをしよう

産後、赤ちゃんと生活をするなかで、できなくなってしまうことが多くあります。例えば、映画館で映画鑑賞や美術館鑑賞、焼き肉、ラーメン、お好み焼き、子連れでは入りづらいレストランでの食事など。考えたらきりがありません。

また、美容院もその1つ。臨月であることを美容院に伝えてから、予約を取ることが鉄則です。まれに、妊婦さんに何かあっては困ると断られてしまう場合があります。美容院にいる間に突然産気付いてご迷惑をかけてしまうこともあるからです。

「健診でまだ生まれそうにない」と医師から助言をもらっている場合のみ、美容院の予約を入れる配慮が必要となります。

当たり前にできていたことができなくなると、ストレスに感じる妊婦さんもいます。出産後は赤ちゃんがいるからこそできることも多くありますので、そんなに悲観しないでください。

育児は楽しいだけではないですが、かけがえのないものです。

臨月に気を付ける症状

最後に、臨月の妊婦さんが気をつけなければいけない症状をご紹介いたします。臨月を迎えるにあたり、前駆陣痛という症状を感じる妊婦さんも少なくありません。

不規則にお腹が張る、痛い、そんな症状が頻繁に訪れる場合は前駆陣痛の可能性があります。これは赤ちゃんが生まれる準備をしています。前駆陣痛から本陣痛へと繋がる妊婦さんもいるので、前駆陣痛がある場合は、無理をせずに様子をみてください。

痛みが規則的になったり、強くなったりすると本陣痛に移行したサインとなりますので、その場合はすみやかに病院に連絡してください。

まとめ

以上、臨月の妊婦さんや赤ちゃんの状況、臨月の過ごし方をご紹介してきました。

残り少ない妊婦生活を大いに楽しみ、すてきな出産を迎えてくださいね。