引越しコラム column

保育園児を連れての引越し、いつ何をする!? 7ヶ月前から動いた体験談


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私たち家族は、子どもが2歳の時に隣の市へ引越しをすることになりました。

我が家は共働きだったので、子どもは1歳の頃からずっと保育園に通っており、そのため引越し手続きだけでなく保育園探しもしなければならず、とても大変な経験をしました。

振り返って思うことは、保育園の子どもと一緒に引越しをする場合は、単身や大人だけの引越しとは違いかなり早めに動く必要があるということです。これから引越しを迎えるお母さんの参考になればと思います。

 

保育園探しは引越しが決まったらすぐ!

この時の引越しで一番大変だったのは保育園探しでした。

新築マンションへの引越しだったためかなり早めに物件は決まって、引越しまでには半年以上の時間がありました。ちなみにこのとき3月。いろいろな準備をする日にち的な余裕はありそうに思いますが、マンションへの入居は10月。ということは年度のど真ん中の時期になるため、おそらく認可保育園への入園は難しいだろうと容易に想像でき、保育園探しにとってはそれほど猶予はない状況でした。

 

●7ヶ月前 市役所に待機児童の問い合わせ

引越し先は地方で激戦区というわけではないのですが、それなりに待機児童はいるらしいということはインターネットの情報で確認済みでした。引越し年度の4月時点での待機児童数を市役所に問い合わせたところ、0~5歳までのトータルで50人ほどの待機児童がいる、と言われました。2歳以下の途中入園はかなり難しいだろう、ということも・・・。

私はフルタイムで仕事をしているので、保育園に入れない場合何らかの方法を考えなければいけません。
お互いの両親は車で1時間以上かかる上、全員仕事を持っていて子どもの世話を頼むことはできません。

 

●6ヶ月前 認可外保育園を探す

そこで、4月頃から認可外保育施設を調べ始めました。
うちには車は1台しかなく、夫が通勤に使うため、私が送迎する場合は徒歩or自転車になります。なので通える範囲の認可外保育施設を調べ、片っ端から問い合わせをしました。

いくつか問い合わせをしたのですが、メールや電話でのやり取りに不安を感じたところは全て候補から外し、対応がよかった園のみに見学に行きました。

入園は早くても10月になるため、見学に行った5月という早い時期から予約ができるかどうかが不安でしたが、なんとか見学したうちの1つの園に10月からの入園予約を受け付けてもらい、引越し後の保育園を確保することができました。

ちなみに認可保育園への申し込みは一応していましたが、やはり定員がいっぱいのため入園できないとの通知がありました。
もし認可外の保育園への入園が確保できていなかったら、引越しを年度初めに延ばすことを検討する必要があったかもしれません。

 

荷造りもかなり早めから!

●1ヶ月半前 荷造り開始

この時の引越しでは、引越しの荷造りもかなり早くから始めました。

単身や夫婦だけの時なら休日に作業を進められたのですが、子どもがいると基本的に寝てからの作業のみになってしまいます。そのため、引越し業者を決定し、ダンボールをもらってすぐに作業を始めました。おそらく引越しの1ヶ月半ほど前だったと思います。

それでも途中でちょっと休憩したくなったり、他にやることがあったりとなかなか作業は進まず、結局引越し前日まで何らかの作業はしていたように思います。

 

●前日 最後におもちゃ箱を梱包

子どもがいると、子どもの分も自分が作業をすることになります。もう少し大きい子供なら自分で詰めることもできるかもしれないのですが、2歳児にはまだ無理でした。

子どもがよく使うおもちゃなどはギリギリまで出しておかないと、「あのおもちゃがない!」と泣かれることになってしまい、困ります。

そのため、おもちゃ箱がそのまま入るダンボール箱を残しておき、前日におもちゃ箱ごとダンボールに詰めることで、作業を簡単にしました。

 

●当日 両親が子どもの世話

引越し当日は子どもが作業で退屈することを想定し、両親に来てもらいました。これはみなさん可能なら絶対お願いしたほうがいいと思います。少し散歩に連れ出したり、様子を見ていてもらうことで、自分たちは引越し作業に集中できました。

引越しは引越し業者が行ってくれるとはいえ、指示をしたり掃除をしたりすると結局かなりバタバタします。引越した後も荷解きが楽ではありません。疲労を減らすために、一人で頑張らないことをおすすめします

 

子供がいる場合、大人だけの引越しとは違いいろいろな作業が増えることになります。
全ての手続きや作業を早めにやることを心がけておけば、間際になって困ることが少なくなると感じました。

ぜひみなさんもスムーズに引越しを進めていけることを願っています。