将来の夢を優先!彼氏を置いて大阪に引越した破天荒な私の話
私はもともと九州に住んでいたのですが、将来の夢が変わり、彼氏を置いて大阪に引越してしまいました。
あまりに破天荒な引越しでしたが、それでも悪くなかったと思っているので、そのときのお話を書きます。
彼との出会いはカラオケ
高校の時、友達と行ったカラオケボックスで偶然他校の男の子たちに出会いました。同い年でした。
よくある高校生のノリで一緒にカラオケを楽しみ、そのなかの一人と意気投合して仲良くなりました。それが今の彼氏です。
そんな偶然の出会いでしたが、彼はその後、私の衝動によって振り回されていったのです…。
私、夢が変わったの!
そしてあっという間に高校卒業。彼は有名大学へ、私は専門学校へと通うことになりました。どちらも九州内で家も割と近かったので毎日のように会い、とても仲が良かったのを思い出します。
しかし、その年の冬くらいに、私は将来目指す方向が変わってしまって専門学校をやめることになりました。
「私、夢が変わったの!学校やめる!」
彼の驚く顔を覚えています。自分でも自分の決断に驚いたのですから当然です。しかし、優しい彼は理解してくれました。理解できなくなるのはその後でした…。
私、大阪が好きなの!
あるとき友達に誘われて私は大阪旅行に行きました。すると目の前の世界が開けてしまったのです。
大阪の解放感ある明るい雰囲気!!
面白くて世話好きな大阪人の人柄!!
九州に比べて大阪にはなんでもある!!
当時若かった私には、大阪のなにもかもが刺激的で魅力的で、すっかり魅了されてしまいました。
それからというもの、旅行が終わっても大阪に住みたくて仕方がなくなってしまって、そうこうしてるうちに大阪で新しい夢にマッチする学校も見つかり、ついに住むことを決意しました。
彼を説得する日々
当然彼は大学生だったので、大阪に一緒に行くことはできませんでしたし、もちろん猛反対。私の破天荒さを理解できるはずもわかりません。
彼の友達、そして私の友達からも、
「なんで彼氏がいるのに大阪に行くの?考え直したら?」と言われる日々。
だけど、大好きな彼に反対されても、どうしても大阪へ行きたくて仕方なかったので、自分の夢を語り、彼を毎日のように説得。何度もそのことで喧嘩したりもしました。
しかし説得の甲斐あり(本当は彼の懐の深さでしょう)、彼も納得してくれて、引っ越しの日は見送りに来てくれて手紙も書いてくれていました。
私自信、正直どうして大好きな彼をおいてまで大阪にいかなければならないのか?と疑問に思う瞬間もありました。
でもやっぱり、あの時のあの情熱は自分にも止められない「何か」がありました。
意外と楽しい遠距離恋愛
お引っ越し後は、遠距離になってしまったけど、優しい彼は毎日1日もかかさず、私に電話をくれました。夏休みや、冬休みには遊びに来てくれて、一緒に大阪の街を観光したりショッピングしたりしました。
近くに住んでいたころよりも彼と会える日が待ち遠しく、以前より新鮮な気持ちで彼と向き合うことができました。
自分で思っていた以上にラブラブな遠距離恋愛ができたと思いました。
結局彼とはご縁がなく別れてしまいましたが、自分の夢はきちんと叶えることができ、今となればとても良い思い出であり、正しい判断だったとも思います。
夢を追うと犠牲を払わなければいけないこともありますが、真摯に話し合えば理解してもらえる可能性も十分あるし、遠距離恋愛だって悪いものでもありません。
衝動にかられた時は、自分の夢を大事にして、勇気を持って行動してくださいね!
男性はそんな女性にこそきっと惚れるものですよ!