小学生の子育てにぴったりな大阪の街は?
小学生のお子さまがいらっしゃる家庭は、子どもの遊び場が周りにたくさんある街に住みたいですよね。
大都市の超高層マンションに住んで、周りに遊び場がないと「遊びと言えばテレビゲーム」という状態になってしまいます。
小学生が外で遊ぶことにはさまざまな利点があって、体を鍛えるだけではなく、近隣の子どもたちと友達になれますし、周りの大人に顔を知ってもらうことによって、地域コミュニティ全体で子どもを守る結びつきの強い地域を作るなどが考えられます。
交通の便やスーパーや病院のなどの生活に必要な施設の充実を考えると、ある程度の街中が好ましいですが、子どもが思い切り遊べる広い公園も欲しいところです。
そして治安や道路や公共施設がきちんと整備されているなどの、子どもに危険が及ばないかどうかももちろん大事です。
大阪府における、そのような条件をクリアした子育てにピッタリな街をご紹介します。
地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地」駅
大阪市の最東端である鶴見区は、子どもの遊び場としてぴったりな場所です。
JR学研都市線の開通などで交通の便が向上し、人口が増え続けている区の1つです。
新しいマンションもどんどん建設されています。
子育て中のファミリーの入居が多く、現在大阪市内で一番子どもの割合が高い区でもあります。
区で主催される子育て関係のイベント、相談会、支援活動、広報誌の多さも、それを表しています。
産婦人科、小児科も多いですし、毎日買い物をするスーパーにも困りません。
鶴見区のシンボルとも言うべきは、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会(花博)」の跡地である「花博記念公園鶴見緑地」です。
広さ120ヘクタールの土地に、キャンプ場やバーベキュー場、展望台、風車、茶室、日本庭園、バラ園、パークゴルフ場、テニスコートなど、多種多様な施設が備えられています。
公園に入るだけなら入園料も必要ありませんので、気軽に行けて自然の草木や花々を楽しんだり、ウォーキングや広大な芝生でスポーツを楽しんだりすることもできます。
毎週末、家族でまたは友達同士で出かけたとしても飽きない公園です。
地下鉄谷町線 「大日」駅
大阪市に隣接する守口市に「大日(だいにち)」駅があります。
ここはパナソニック本社があるということで、パナソニックまたはその下請け会社に勤務する社員が多く住んでいましたが、街自体はそれほど目立った存在ではありませんでした。
しかし近年ショッピングセンターの「イオンモール大日」や高層マンション群の「サンマークスだいにち」ができ、駅前の再開発が始まってから、人口が増え始めました。
子育てファミリーにも人気のエリアとなっています。「淀川河川公園」も、子どもたちの利用が多く人気の施設です。
JR京都線「吹田」駅
子育て世代には、やはり北摂が人気です。
中でも吹田(すいた)市は、千里ニュータウンの建設により大阪の巨大なベッドタウンとして、多くの子育て家庭が暮らしています。
太陽の塔がある「万博記念公園」がある所としても有名ですね。
吹田市は、公立小学校・中学校のレベルが高いことで有名です。
大阪府には地元の公立学校のレベルが低過ぎてやむなく私立学校に通わせなければならない地区も多い中、大変恵まれた地区であるといえます。
阪急神戸線「西宮北口」駅
すでにあれ?とお思いの方もいることでしょうが、「西宮北口」駅です。
はい。西宮北口といえば兵庫県西宮市に位置する駅で、大阪ではありませんね。
でもご存知ですか?西宮北口はここ数年「住みたい街ランキング(リクルート住まいカンパニー)」のトップになっているんです。ファミリー版のランキングでも一位となっています。
この西宮北口がなぜそんなに人気かというと、まず第一にあるのはアクセスの良さです。
大阪の中心地・兵庫の中心地ともに15分弱で行ける位置にあるため、通勤通学でも遊びに行くのも困りません。
子どものいるファミリーに人気の理由は、学校・病院・ショッピングモール・図書館・程よい郊外感が揃っているからですね。
学校も複数の小学校は学力レベルが高く、周辺には塾もあるようです。
それとともに都会過ぎず、子どもを外で遊ばせることもできるようなので、子育てのためのバランスが取れていると言えるでしょう。
まとめ
小学生の遊び場として考えるなら、やはり住む場所の近隣に良い公園があるのはポイントが高いですよね。
行政の運営する大きな公園でしたら、安全面や子どもの身体的・文化的育成への影響がしっかりと考えられています。
大きな公園を中心に、周りの環境などもじっくり吟味して、子どもにとってベストな環境を与えられる街を選びたいものですね。