18/04/30 引越しコラム column

生後1ヶ月の赤ちゃんに付けたい生活リズム!


生まれて間もない赤ちゃんは昼夜の区別がついておらず、一般的な大人のように24時間を目安に起きたり睡眠したりできません。新生児の1日の睡眠時間は16〜20時間ほどもあり、3時間おきに眠ったり起きたりを繰り返します。しかし、そんな赤ちゃんも徐々に昼夜の感覚を身に付けていく必要があるのです。今回は、赤ちゃんに生後1ヶ月からどんな生活リズムを付けてあげたらいいのか解説していきます。

そもそも人間の体内時計は25時間!?

ここ最近の研究で判明したことですが、人間の体内時計は実は24時間ではないそうです。地球の1日が24時間であるのに対して、人間の体内時計はなんと一日25時間のリズムなのだとか。この1時間ぶんのズレを、自律神経で調整しているそうです。
身体が1日24時間だと覚えるのは、実は赤ちゃんの頃だそうです。赤ちゃんの頃に覚えた生活リズムはずっと身体に残ります。すこし大変ですが、赤ちゃんの将来のためにもこの頃から一日のリズムを付け始めると良いでしょう。

生後一ヶ月で何が変わる?赤ちゃんの変化をチェック

生まれて間もない頃の赤ちゃんには昼夜はまったく関係なく、お母さんは寝る時間も惜しんで授乳やおむつ替えに追われ、親にとっては大変な時期だったでしょう。1ヶ月経つとすこしは落ち着いてきますが、まだまだ手がかかる時期です。ここで生後1ヶ月の赤ちゃんの状態についてチェックしてみましょう。

睡眠のリズム

赤ちゃんはまだ昼夜の区別はついていませんが、起きている時間は少しずつ長くなってきます。それでもまだ1日16時間以上寝る赤ちゃんがほとんどです。夜中に目覚めて夜泣きする赤ちゃんもいます。いつ赤ちゃんが起きるのかと気が気でなく、家事もままならないお母さんも多いようです。まだこの頃はお母さんも赤ちゃんの生活リズムに合わせて一緒にお昼寝してあげたりした方がいいかもしれませんね。

授乳のリズム

授乳の間隔は生後間もない頃に比べて広がり始めます。まだ授乳感覚が完全に定まるわけではありませんが、大体3時間おきになることが多いようです。この時期は一日10回以上授乳する必要がある子も多いのですが、一度に授乳する時間があまりに長いと母体にも負担をかけてしまうので、20分を目途に切り上げて様子を見るようにしてください。

この時期は母体の負担を考えつつ、赤ちゃんが欲しがるだけ授乳してあげてください。ミルクを与えている場合、母乳よりカロリーが高いので与え過ぎないようにしましょう。

うんちやおしっこのリズム

生まれたばかりの赤ちゃんは、1日に10回以上うんちをし、おしっこも15回程度していましたが、1ヶ月を過ぎると赤ちゃんによってはその頻度も落ち着いてきます。ただし、まだまだ1日10回ほどうんちをする赤ちゃんもいるので、一概に回数や量が減るとは言い切れません。量が多いからと心配するのではなく、うんちの質をきちんと見て何か異常があればお医者さんを受診してください。

また、うんちの水っぽさもなくなってきます。特に、ミルクを飲んでいる赤ちゃんからは硬めのうんちが出ます。母乳だけで育っている赤ちゃんのうんちはまだゆるめですが、うんちがすんなり出ているようなら問題ありません。この時期はまだまだオムツかぶれの心配もあるので、こまめにオムツ交換をしてあげましょう。

3日以上うんちが出ない場合は便秘の可能性があるのでお腹をマッサージしてあげたり、入浴の時にお腹を温めてあげたりしてください。

生後1ヶ月の赤ちゃんにこれだけはやっておきたい!

無事、生後1ヶ月を迎えた赤ちゃん。この時期を目途に、身長や体重も含め赤ちゃんの身体に少しずつ変化が現れ始めます。生後1ヶ月を迎えたら赤ちゃんの生活リズムのためにもやっておきたいことを紹介します。

一ヶ月検診に行こう

赤ちゃんが生後1ヵ月を迎えたら、出産した病院等で1ヵ月検診を受けにいきましょう。1ヵ月検診でチェックする内容は以下の通りです。

  • 体重・身長・頭囲・胸囲
  • モロー反射等の原子反射
  • 先天性の病気の有無
  • 斜視や視覚
  • 脱関節や脱臼
  • 黄疸の有無
  • 母乳やミルクの飲み具合
  • 睡眠や排せつの様子

また、1ヶ月検診ではお母さんも検診を受けます。尿や血液検査のほかに母乳育児の場合は乳房のチェック、産後トラブルなどについての問診もあります。

1ヶ月検診の時はお母さんも赤ちゃんも着脱のしやすい服装でいきましょう。お母さんの服装はワンピースのようなスカートのもの、赤ちゃんの服装はツーウェイオールなどがオススメです。

昼夜逆転改善のために動き始めよう

まだ生後1ヶ月の頃の赤ちゃんには昼夜の概念がありません。そのため、夜に起きて泣き出すこともあれば、昼間はずっと寝ていることも多いといいます。

しかし、そんな赤ちゃんでも明暗の感覚は徐々についてくるようです。そのため、日中はカーテンを開けて光をしっかり部屋に入れ、赤ちゃんに光を感じさせましょう。また、夜はテレビ等を止め、静かな部屋に赤ちゃんを連れていくことで、騒音などに巻き込まれないようにしましょう。こうすることで、昼は活動する時間で夜は休息する時間であるという意識をこの頃から赤ちゃんに与えてあげることができます。徐々に昼夜逆転のリズムが改善されていくはずよ。

初めての外出

生後、1ヵ月検診を受けるまで外出したことがなかったという赤ちゃんも多いようです。1ヶ月経った大きな変化のひとつに、外出できるようになる、ということがあります。しかし、まだまだ授乳の間隔も短く、寝ていることが多い赤ちゃんを無理に外に連れ出すのは良いとは言えません。そこで、赤ちゃんと一緒に家の庭を5分程度、かるく散歩してみてください。

大人にとっては小さな世界でも、赤ちゃんにとっては初めて見る、広大な世界です。感覚機能が発達し始め、全身で世界のあらゆることを感じ始めている赤ちゃんにとって、このささやかな運動はまさに大冒険といえます。お庭の散歩に慣れてきたら少しずつお散歩の時間を延ばしていけば、いずれはもっと広い世界を赤ちゃんに見せてあげることができます。

また、外出後は疲れて眠ってくれる赤ちゃんも多いようです。赤ちゃんによく寝てほしい時には外出してみるのもおすすめですよ。

初めてのお風呂

生後1ヶ月経つまでは赤ちゃんは沐浴をしていましたが、1ヶ月検診で問題がなければいよいよ赤ちゃんと一緒にお風呂に入ることができるようになります。赤ちゃんと入るお風呂は大変なようにも思われるかもしれませんが、実際には沐浴よりもずっと楽に感じるお母さんが多いようです。

「旦那さんに入れてもらった方が楽だから」と思う方もいるかもしれませんが、あまり帰りが遅くなるのならお母さんが入れてあげた方が得策ですよ。というのも、赤ちゃんの入浴は遅い時間になるほど湯冷めの危険があるためです。また、夜遅くに入浴すると体温が高いまま保たれ、寝付きも非常に悪くなります。夜の寝付きの悪さは昼夜逆転に繋がりかねません。このことから、お父さんがお休みの時以外は赤ちゃんの入浴はお母さんがやってあげた方が良いでしょう。

無理のない範囲で、赤ちゃんの入浴はお母さんがしてあげてくださいね。

赤ちゃんに24時間のサイクルを意識させることが大切

今回解説してきたように、生後1ヶ月の赤ちゃんは昼夜の区別がついておらず、1日24時間のサイクルでは生活できません。赤ちゃんの睡眠リズムが整ってくるのは生後3ヶ月~4ヶ月頃からだそうです。

しかし、生後1ヶ月の頃から赤ちゃんに昼は明るく、夜は暗く静かだということを意識させることで、徐々に昼夜の感覚がついてきます。今は赤ちゃんの体内時計を24時間に整えるための準備期間だといえるでしょう。

まだまだ夜中に起こされたり、オムツの交換が多かったりとたいへんな時期ではありますが、ここを乗り越えれば赤ちゃんも朝起きて夜寝る生活へと変わっていきます。今は赤ちゃんの生活リズムに合わせつつ、少しずつお母さんのペースに導いてあげられるように着実に準備をしていきましょう。