赤ちゃんに会いたい?子作りの正しい方法や性交渉のタイミングまとめ
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正しい子作りのタイミングを、みなさんは知っていますか?
「避妊しなければ子供はできる」「子作りなんて簡単」
と感じている人が多く、驚くばかりです。
はっきりと言っておくと、現実はそんなに甘くありません。
いざ子供がほしいと思っても、多くの人が不妊で悩んでいるのです。
子作りをする前に、まずは正しい子作りの方法や、妊娠しやすいタイミングなどを知っておきましょう。
子作りはそんなに難しいの?
メルクセローノ株式会社の調査によると、20~40代の男性の5割は「将来子供がほしい」と回答しています。女性にいたっては、7割という結果に。
しかし、既婚女性の3人に1人が子供ができないことに悩み、既婚男性は4人に1人が悩んでいることもわかりました。
結婚してから、3人に1人は子作りがうまくいかない。
これが現実なんです。
「コンドームを使わなければ、子供は簡単にできる」というのは、あくまでもイメージの話。実は多くの男女が、不妊で悩んでいるのです。
だから、もしあなたが不妊で悩んでいても、「自分がおかしい」「パートナーに申し訳ない」と自分を責めないでください。悩んでいるのはあなただけではありません。
性交渉のタイミングはいつ?
では、ここから子作りの基本を紹介していきます。
正しい子作りをするなら、まずは最適なタイミングを知りましょう。
何も考えずに子作りをするより、妊娠する可能性が高くなります。
それでは、性交渉のタイミングについて見てみましょう。
排卵日を把握する
子作りに本気で取り組むのであれば、排卵日を知っておくことが大切です。
ちなみに、女性のみなさんは、正確な排卵日を把握していますか?
「え、わからない…」
「たぶん、来週かな」
など、はっきりと答えられなかった人は、まずは排卵日を知ることからはじめましょう。
子作りにおいて最も重要なのは、排卵期になります。
性交渉は排卵日を意識しなければなりません。
なぜなら、女性が妊娠しやすいタイミングは排卵日の1~2日前だと言われているからです。
さらに、受精できるタイミングは、約6時間~8時間と言われています。
そのため、タイミングを逃すと、妊娠はできません。
逆に、性交渉をずらして排卵日に合わせれば、妊娠の確率はグンと上がるでしょう。また、寿命の長い精子を先に待機させて、妊娠の可能性を高めることもできます。
排卵日は月経が始まる14日前
性交渉のタイミングを知っていても、自分の排卵日がわからないという方はいませんか?
正しく生理周期を迎えている女性であれば、月経が始まる14日前が排卵日です。
このタイミングで性交渉をすれば、妊娠の確率は高くなります。
とは言っても、女性の体内はちょっとしたホルモンバランスの乱れによって、生理周期がずれてしまいます。
子作りを始める方は自分の生理周期をしっかりと把握して、月経が始まる14日前の排卵日を把握しておくと妊娠しやすくなりますよ!
性交渉のタイミングを知れば産み分けができる
妊娠しやすい性交渉のタイミングを知れば、産み分けができると言われています。
「いやいや子供の性別なんて変えられないでしょ!」
「産み分けできるんだったらみんな苦労してないだろうに」
誰しもそう考えてしまいますよね。
人間の性別は「X染色体」と「Y染色体」によって決まっています。
卵子はX染色体のみ、精子はXとYの染色体を2つとも持っています。
男の子ならX染色体の精子と卵子、女の子ならY染色体の精子と卵子が受精することで、赤ちゃんの性別が決まるのです。
ここで重要なのが女性の膣内環境で、排卵日前になると酸性になり、排卵日当日になるとアルカリ性になるということ。
Y染色体を持った精子は酸性に弱く、X染色体を持った精子はアルカリ性に弱いので、性交渉のタイミングを知ることで産み分けがしやすくなります。
しかし、性別の産み分けは、確実に成功するわけではないので、どうしても産み分けをしたい方は産婦人科で相談してみましょう!
夫婦で協力して性交渉の回数を増やす
子作りのタイミングがわかれば、夫婦で協力して性交渉の回数を増やしましょう。
少しでも確率を上げるために、排卵日付近を狙い撃ちするのが効果的です。
正しいタイミングも大切ですが、回数をこなすことが一番大切かもしれませんね!
また、女性は基礎体温によって排卵日の予想ができますが、ちょっとしたストレスが原因でホルモンバランスが崩れ、排卵日がずれてしまうこともあります。
そのため、排卵日が近くなったら、性交渉を多くしてみてください!
また、男性の精子は約2~3日に1回のペースで射精することで、健康的な精子を作ることができます。
女性の体調管理・体作りは重要ですが、パートナーである男性の協力も子作りには大切です。
夫婦で一緒に頑張りましょう!
正しい子作りの方法とは?
子作りのタイミングやポイントについてわかったら、次は方法を知っておくべきです。
正しい子作りの方法を意識すれば、確実に妊娠の確率は高くなります。
それでは、正しい子作りの方法について見ていきましょう。
妊娠の確率が高いのは20代!
女性は月経が繰り返されているなら、妊娠の準備はできています。
最近では働く女性も増えているため、高齢出産も珍しくありません。
男性顔負けと言わんばかりに、バリバリ働いている女性も多いですよね。
しかし、女性には妊娠に適した年齢があり、妊娠確率が高いのは20代と言われていて、年齢を重ねるごとに妊娠の確率は下がります。
体力的にも高齢出産は難しいところがありますし、早めの妊娠が良いのかも知れません。
妊娠には男性の協力も必要
女性の場合は月経が終わってしまうと、排卵がなくなり妊娠ができなくなります。
男性の場合は、精巣で作られる精子を一生作り続けることができるため、妊娠の確率には関係ないと思う方はいるのでは?
しかし、年齢や毎日の生活習慣によっては健康な精子が作れず、男性が原因で妊娠しづらいこともあります。
また、男性は毎日の疲れやストレス、睡眠不足や寝不足が原因で上手く性交渉ができないということがありますよね。
大好きな彼女、愛する奥さんのはずなのに、そんな気分になれない…。
多くの男性が経験したことがあるでしょう。
子作りをするなら、女性だけが頑張るのではなく、男性も体調管理に気をつけることが大切です。
愛するパートナーと子作りを成功させるためにも、女性に任せてばかりではいけませんね!
正しい生活習慣を心掛ける
子作りには、妊娠しやすい体作りが欠かせません。
不規則な生活や偏った食生活は、生殖器の機能を弱めてしまいます。
女性は生理周期の乱れで、妊娠のタイミングを計ることができませんし、男性は正常な精子が作れず、元気がなくて卵子にたどり着かないことも。
正しい生活習慣とバランスの良い食事を心掛けて、子作りができる体を作りましょう!
また、積極的に「葉酸」を摂取するのもおすすめ。
葉酸には細胞分裂を促す効果があり、サプリメントを使えば効率よく摂取できます。
お肌の調子を整えてくれたり、健康的な髪の毛を維持してくれたりと、女性には嬉しい効果が期待できます。
また、葉酸は赤ちゃんの成長にも効果があるので、健康な赤ちゃんに会うためにも、葉酸を摂取していきましょう!
正しい子作りをして赤ちゃんに会おう!
夫婦で子作りに取り組んでいるのに、なかなか妊娠できないという方もいるでしょう。
そんなときは、正しい子作りができているのかを、夫婦でしっかりと見直してみてください。
子作りのタイミングは合っているのか、生活習慣や食事バランスは大丈夫なのかなど、妊娠しやすい体作りを心掛けましょう。
ご夫婦で一緒に頑張れば、きっとお2人の赤ちゃんに会うことができますよ!
正しい子作りを実践したいと考える方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。