引越しコラム column

妊娠超初期症状一覧!もしかしたら妊娠したかも‥という方は今すぐチェック


よくある妊娠超初期症状をまとめて紹介

「妊娠超初期」という言葉は医学用語ではありませんが、妊娠してから妊娠検査薬での反応が陽性になるまでの時期を指しています。妊娠超初期には

  • 熱が出たようなだるさが続く
  • 下腹部に痛みを感じる
  • 強烈な眠気に襲われる

といった様々な症状が出ます。妊娠の前兆には個人差があるため、誰もが同じ症状があらわれるわけではありません。今回は、たくさんの先輩ママたちが経験してきた妊娠超初期症状をご紹介します。

妊娠検査薬で陰性と出ても妊娠している場合がある

「妊娠超初期」は俗称で、医学的な正式名称ではありません。月経が一ヶ月に一度、定期的にある方の場合、最終月経が始まった日が妊娠0週0日となります。妊娠検査薬は最短でも妊娠4週以降しか陽性の反応が出ないので、妊娠しているにも関わらず陽性反応が出ない時期が存在するのです。この妊娠0週~4週の時期を妊娠超初期と呼びます。

妊娠超初期症状の例を紹介

それでは、妊娠超初期にあるといわれる症状を紹介します。もちろん、下記に紹介する症状以外にもシグナルとして現れる可能性はありますよ。少しでも身体がいつもと違うと感じるようであれば、迷わず専門医に相談をしてくださいね。

熱が出たようにだるい

妊娠した女性の身体は高温期が続きます。そのため、微熱が出ているように感じることがあるかもしれません。風邪を引いたと思い込んで風邪薬を飲んでしまったお母さんもいらっしゃるようです。妊娠超初期に服用した薬が胎児に影響を及ぼす可能性もあるため、妊娠を望む場合は薬を服用する前に医師に相談してみましょう。

下腹部に痛みを感じる

下腹部に痛みを感じる人もいます。生理痛に似た痛みであったり、チクチクとした痛みであったり、痛みの感じ方は人それぞれです。しかし生理痛と錯覚してしまうこともあり、この腹痛から妊娠したかどうかを判断するのはすこし難しいかもしれません。

強烈な眠気に襲われる

妊娠した方は強烈な眠気に襲われることが頻繁にあります。ただし、生理予定日の前に起こる眠気の場合、妊娠していなくても眠気に襲われることがあるので、一概に眠気だけで妊娠しているかどうかは判断できません。あまりに眠気が強い場合、運転や危険な作業を行うことは極力避けた方が無難かもしれませんね。

頭痛

普段、頭痛をめったに経験しない人に頭痛が頻繁に起こり始めた場合も、妊娠の可能性があります。あまりにも痛みがつらい場合は、妊娠の可能性がある旨も含めて医師に相談してみましょう。胎児への影響も考慮し、妊婦でも服用できる頭痛薬を処方してもらうことができますよ。

胸が張っているように感じる

妊娠すると胸が張ったような痛みを訴える女性も多いです。ただし、胸の張りは生理前にもよくある症状なので、少し様子を見て落ち着くのであれば心配はいりません。万が一、胸の張りが長引くようなら妊娠している可能性があります。

おりものが変化する

おりものにも変化が見られることが多いようです。いつも生理前に水っぽいおりものが出ていた人が、妊娠してからは粘性の強いおりものが出た、ということもあります。ただしあまりにも不快に感じるおりものが出た場合、感染症にかかっている可能性があるので、病院での受診をおすすめしますよ。

食欲が増減する

妊娠すると食欲にも変化がみられます。急に食欲旺盛になったり、逆にあまり食べられなくなったりといった食欲の増減は、わかりやすい妊娠のサインの一つです。身体が胎児のために変化している証拠ともいえるでしょう。

食べ物の好みが変化する

食べ物の好みが変化するケースも多いようです。油ものが苦手だった人がフライドポテトを好んで食べるようになったり、魚が好きだった人が魚を食べられなくなったりといった食べ物の好みの変化は妊娠初期症状である可能性が高いといえます。

ニキビや肌荒れ

妊娠するとニキビや肌荒れなど、いつもと違った変化があらわれることがあります。妊娠中はホルモンバランスが大きく変化するため、これらの肌トラブルに悩まされる方も多いようです。ただし肌にはストレスや不規則な生活といったものも影響を及ぼしやすいので、一概に肌の変化が妊娠のサインとはいえないかもしれません。

気分の浮き沈みが激しくなる

妊娠超初期においては、急にイライラしたり、落ち込んだりといった気分の浮き沈みも起こりえます。これは妊娠中に分泌されている黄体ホルモンに、身体が適応しようとしているために起こります。ですが、しばらくすると身体がホルモンに慣れ、次第に気分が落ち着いてくる人が多いようです。

「妊娠したかも?」と思ったらまずは専門機関に相談を

上記のような症状が出た場合、まずは専門機関に相談してみてください。

市販の妊娠検査薬は、正しい使い方をすれば正確に妊娠しているかどうかを確認できます。しかし、それより早い時期に普段と異なる症状が出た場合、すぐ妊娠超初期症状だと断定するべきではありません。

この記事で紹介してきた妊娠超初期症状ですが、これらはあくまでも妊婦の方の体験談に基づいてまとめたものなので、参考程度に考えてみてください。風邪などと症状が似ているものもあるので、妊娠の可能性があることをきちんと伝えた上で病院を受診するようにしましょう。

妊娠したと分かったら…

妊娠検査薬を使い、妊娠していることがわかったら、まずは病院へ行く前に「最後の生理が始まった日」を確認しておきましょう。妊娠何週目であるかを判定する基準は、最後の生理開始日からとなっています。そのため、最後の生理開始日がわかっていないと妊娠何週目なのかがわかりません。

例えば、病院で受診しても赤ちゃんの心拍が見えない場合があります。そんな時、まだ見えない週数なのか、見えるべき週数なのに流産してしまっているのか、といったことが判別できなくなってしまいます。そのためにも、最後の生理開始日はきちんと確認してから病院へ行きましょう。

パートナーや家族には報告を

晴れて妊娠が判明したら、パートナーや家族にはぜひ報告をしましょう。また、現役で働いているお母さんは仕事に支障を来たさないためにも、つわりが始まるまでに職場に報告をしてくださいね。

妊娠初期に気をつけたいこと

妊娠中はタバコ、お酒はご法度です。妊娠したお母さんはすぐにタバコ、お酒をやめましょう。また、タバコに関しては副流煙の受動喫煙も、赤ちゃんや母体へ悪影響を及ぼします。家族に喫煙者がいる場合、禁煙してもらうか、目の前で吸わないように徹底してもらう必要があります。タバコの煙が充満しているような場所に行くことも絶対に控えましょう。

また、カフェインの摂取も自然流産や、赤ちゃんの発育を阻害するリスクを高めるといわれており、控えた方が無難でしょう。

生ものを食べることも避けるべきです。妊娠中は抵抗力が弱まるため、感染症や食中毒にかかりやすくなります。特に生肉は「トキソプラズマ」という赤ちゃんに悪影響を及ぼす寄生虫が含まれている可能性があります。妊娠中の生ものはガマンした方が賢明でしょう。

しかし、なんといっても妊娠中は周囲の人に自分のいまの状態をきちんと理解してもらうことが大切です。妊婦の方は身体の急激な変化にさらされ、新しい命を自分の身体に宿したプレッシャーも加わって、気持ちが落ち込みやすくなっています。ひとりで抱え込むのではなく、周囲の人に理解を求め、SOSを出しましょう。特に、子どもを産んだことがあるお母さん方の助けは、あなたの活力にもなるでしょう。

今回は多数の妊娠初期症状をご紹介しましたが、これらの症状について無理に気を付けようと考えすぎないでください。お母さんのストレスは赤ちゃんにとってもいい影響を与えません。仕事も働ける限界になるまで無理に続けたりせず、健康な赤ちゃんを産むために、自分と赤ちゃんの身体を第一に考え、自分をいたわってあげてください。